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外壁の仕上げ(吹きつけタイル VS タイル貼り)〜タイル貼り編
●タイルの良さ●
焼き物のタイルを使用したマンションは、その仕上げが非常にモダンで、見た人の心を掴むには一番の仕上げといっても過言ではないでしょう。このタイルにもさまざまな種類があります。外壁で使用されるものには、50角、100角といった正方形のものから、45二丁、二丁がけなどのような長方形のものまで様々です。
また、この長方形のものと正方形のものを組み合わせた貼り方など、その技法も数多くあり、一口にタイル貼りといっても、ここに書ききれる数ではありません。さて、このタイルなのですが、接着用のモルタルを使用して、圧着貼りといった工法を選んでいるのが主流のようです。ぱっと見たときにきれいに並ぶタイルは、ある種、ヨーロピアン建築をイメージさせるのかもしれませんね。また、汚れに強いのもタイルの特徴です。割れたりしない限り、洗ってしまえば、元の素材の状態がほとんど保てるのです。メンテナンスがほとんど必要ないタイル貼り、現在の外壁仕上げ材の中では、もっとも優れた素材の1つといえそうです。
●タイルの剥離●
先ほど、タイルを貼る工法についてお話をしましたが、接着用のモルタルといっても、その硬化を利用してタイルを貼っています。固まったものは、残念ながら揺れると割れやすいといった欠点があります。こうした割れを防止するために、外壁のタイルには、伸縮目地という、弾性のあるシリコンを使用した目地が入っています。おおよその目安は、フロアーごとに水平に1本、スパンごとに縦に1本と思えばいいのではないでしょうか。
もし、この伸縮目地がないと、建物が地震や道路からの振動で揺れた場合、この力が逃げ場を失うことになり、外壁から剥離してしまうといったことがあるのです。とくに古い物件では、たとえ伸縮目地が入っていても、そのシリコンが劣化して、本来の性能を発揮できず、剥離してしまったり割れてしまったりすることもあります。物件を選ぶ際には、内装に目がいきがちですが、必ずマンションの外装も見るように心がけたほうがいいでしょう。もし、タイルが剥離していたりするようでしたら、建物自体のメンテナンスがおこなわれておらず、こうした劣化が各所に潜んでいるかもしれないのです。
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